【めちゃ詳しい】アメリカ・ニュージャージー州の運転免許の取得方法!

2019年8月4日

Canteenです。

アメリカのニュージャージー州で仕事をすることになりまして、いろいろ生活の立ち上げで苦労したのですが、最難関は運転免許の取得でした。

何がめんどくさいかというと、

  • 身分証明書等の書類が多いかつ何が必要なのかわかりにくい
  • 配偶者の立会いが場合によっては必要
  • 外国人にはSAVEによる移民情報の確認が必要であるが、その認証過程でトラブルがままある
  • 知識試験(筆記試験)が必要
  • 場合によっては、実技試験を要求されてしまう
  • 試験場のスタッフが感じ悪い

さらに、ニュージャージー州では引っ越してきてから60日以内に運転免許を取得しなければならないことになっています。国際免許証を日本で取得していてもその有効期限にかかわらず、60日以内です。

注意

Covid-19の公衆衛生の緊急事態の間は猶予期間が60日間から120日間へ延長されています。

知識試験の問題はまあまあ難しく、勉強しないと合格は難しいです。

すんなり取得できる方もいらっしゃるとは思いますが、私はトラブル続きで心が折れかけました。。。運転免許の取得でトラブった方はアメリカがどういう国かということを理解できると思います。

本記事では、

  • ニュージャージー州での運転免許取得の手順
  • ニュージャージー州の運転ルール
  • おすすめのMVC(Motor Vehicle Commission)
  • SAVEの認証でトラブった場合の対応方法

まで詳しくご紹介していきます。SAVEのせいで試験自体を受験できないようなトラブルは、ニュージャージー州に限ったことではないので、他州でトラブっている方もぜひ御覧ください。

特にSAVEでの移民情報の認証できない問題の対応方法については、どこの日本語のサイトよりも詳しくご紹介していきます。

アメリカの一方通行の標識
アメリカの一方通行の標識
目次

ニュージャージー州での運転免許の申請に必要な書類

運転免許証の申請には、下記の情報、書類が必要です。いずれの書類も英語で書かれている、または翻訳証明付きである必要があります。

1) フルネーム(パスポート)
2) 現住所(賃貸契約書、自宅へ郵送された光熱費の領収書等)
3) SSN(Social Security number)カード(現物)
4) 6 Points of ID Verification
5) その他のUSへの存在を証明する書類

4) の6 Pointsというのは、「各証明書類に点数が割り振られていて、全部で6点分の証明書類が必要ですよ」、というやつです。

概要はこんな感じです。それではここから、具体的に何が必要なのかをご紹介していきます。

住宅証明の書類

少なくとも下記のいずれか1つが6 Pointsとは別で必須です。

  • 自宅の賃貸契約書(申請者の名前が記載されていること)
  • 自宅の公共料金の領収書など

ここで私が実際にトラブルに合ったのはNorth BargainのMVCにおいて、おばちゃんから「電子署名の賃貸契約書は受け付けない」と言われたことです。最近電子署名の賃貸契約書が増えているらしいのです。ただ、電子署名であろうとなかろうと法的に有効なものにもかかわらず受け付けないというのは本当に横暴極まりないです。ただ、これは担当者によって判断が変わります。これでトラブった場合には、MVCを変えるか、日を改めると解決できます。アメリカらしいところです。紙の賃貸契約書の場合には、原本が必要です。

余談ですが、夫婦で渡米される場合には、賃貸契約を夫婦での共同名義にして二人ともサインすることをおすすめします。運転免許申請者の名前が契約書に記載されていないとProof of Addressとして有効ではありません。

何らかの理由でどうしても賃貸契約書が手に入らない場合には、公共料金の領収書、銀行からのバンクステートメント(日本の通帳に記載されるような入出金の記録が記載された書類で銀行に申請すれば郵送してもらえます)、クレジットカード関連の送付物、移民局からの郵送物などが有効なようですが、問題なのは入国してすぐにはこれらが手に入らないことです。公共料金の領収書なんて住み始めてから1ヶ月程度しないと手に入らないですよね。

解決方法の1つは、

  • 「SSC(Social Security Card)」を自宅に郵送してもらう

方法です。後にご紹介していきますが、ニュージャージー州の運転免許の取得にはソーシャルセキュリティーカードの原本と長期滞在する自宅が決まっていることが必須です。ソーシャルセキュリティーカードを早期に入手する方法として勤務先に郵送してもらう手段を取る方が多いかと思いますが、あえて長期物件が決まるのを待ってからソーシャルセキュリティーカードの申請をすることも選択肢の1つです。

このとき重要なのは、郵送されてきたソーシャルセキュリティーカードと住所記載の紙を切り離さないことです。切り離さないままにしておけば、住所証明として活用できます。

SSN証明の書類

ソーシャルセキュリティーカードの現物が、6 Pointsとは別で必須です。そのため、ニュージャージー州での運転免許証の取得の律速になるのは、ソーシャルセキュリティーカードの入手になると思われます。

  • Social Security Card(現物)

SSCの申請は、入国後2週間してからするようにとなっていますが、私の実績では入国後5日で申請できました。余談ですが、アメリカの行政の必要日数は基本的に実施に必要となる日数プラスで1週間多く見積もって提示されているそうです。法律で決まっているとかどうとか。

申請後、郵送して届くのに2週間程度かかるとのことですが、これもプラス1週間多く余裕を持って見積もられていますので、大抵の場合、申請して1週間後には郵送されてきます。

ちなみにソーシャルセキュリティーカードは受領したらカードに署名することをお忘れなく。私は日本語で署名しました。

6 Points of ID Verification

注意

本記事の6ポイントの必要資料は、記事作成時点の情報に基づいています。NJ MVCの公式ページにて6ポイントの最新の情報をご確認ください。2021年春に大幅に変更されています。

各書類に点数が割り振られていて、合計6ポイント分必要になります。

そのため、6ポイント分を集めるのにはいろいろ選択肢があるのですが、入国直後で一番入手しやすそうなもので6 Pointsを満たすことができるのは、下記だと思われます。

合計で6点を満たせばよいですが、少なくとも1つのPrimaryと少なくとも1つのsecondaryの書類が必要です。

【Primary】

  • パスポートとI-94:4ポイント

I-94は入国証明書の役割を果たします。インターネット上で入手可能で、印刷して持参します。

【Secondary】

  • 国際免許証:4ポイント
  • Social Security Card(現物またはSSNの証明書類):1ポイント
  • Bank statement OR キャッシュカード(Statementとキャッシュカードのどちらかしか使えません。) :1ポイント

ちなみに、1ポイントの提出物については、3つ以上は使えません。また、デビットカードとキャッシュカードが一体になっている事が多いと思いますが、その一体型のカードを提出しても1ポイントのカウントですので、ご注意ください。

実技試験を免除するために必要な書類

実技試験をスキップするには、自動車運転免許抜粋証明付きの、「日本の運転免許証」が必要です。NYにある日本総領事館で申請の当日に入手可能です。NY総領事館のホームページに書かれていますが、発行手数料は2020年度現在、$19です。ちなみに、現金でお釣りなく支払うようにお願いされています。

詳細はNY総領事館のホームページをご確認ください。

ただ、ネット上の口コミを見ると日本の免許を取得して間もなかったりすると、実技試験を要求されてしまう場合もあるようです。そうでない場合でも、MVCによっては実技試験を要求されることがあるらしいので、要求されてしまいそうになったらMVCを変更することをおすすめします。

駐妻、駐夫の方の場合

仕事の関係で、専業主婦または主夫として渡米されてきた場合には、日本総領事館で発行される英語の婚姻証明書が必要です。

日本総領事館での申請には戸籍謄本の原本が必要です。婚姻証明書は発行後3ヶ月以内でないとまずいらしいです。戸籍謄本の日付が婚姻証明書にも記載されますので、渡米前の戸籍謄本の入手はなるべく出国直前にして、直近のものを持参してください。

免許取得に必要な書類のまとめ

ダラダラ書いてきましたが、必要な書類をまとめますと以下になります。

  • パスポート(主婦、主夫の場合は配偶者分も):4ポイント
  • I-94の印刷物(主婦、主夫の場合は配偶者分も)
  • 賃貸契約書 or 公共料金の領収書等の自宅への郵送物
  • ソーシャルセキュリティーカード(現物):1ポイント
  • 国際免許証:4ポイント
  • 日本の運転免許証
  • 日本総領事館発行の運転免許証の自動車運転免許抜粋証明
  • クレジットカード or デビットカード:1ポイント
  • キャッシュカード:1ポイント
  • 日本総領事館発行の婚姻証明書(主婦、主夫の場合)

担当者によっては何を言われるかわからないので、手元にあるものはすべて持参することをおすすめします。

注意

Real IDじゃないノーマル免許証の場合、I-94の期限に関わらず、4年間の有効期間が付与されます。Real IDの場合だとI-94に記載の滞在許可日までの最長2年間しか有効期間が付与されません。免許更新手続きは面倒ですし、出向者の場合4年以内に帰国する方も多いと思いますので、ノーマル免許証の方がいいかもしれません。

また、もともと2021年10月に運用開始予定でしたが、Real IDの運用開始は2023年5月に延期されています。2023年まではReal IDを持っててもメリットがないので、有効期間で勝るノーマル免許証の方がおすすめです。

ニュージャージー州での運転免許証の申請におすすめのMVC

ニュージャージー州内の陸運局事務所(MVC:Motor Vehicle Commission、またはDMV:Department of Motor Vehicles)で運転免許を申請できます。

注意

2021年2月現在、コロナの影響でMVCの訪問にはアポイントが必須となっています混みすぎていて予約は2ヶ月先まで埋まっています。アポイントは下記からオンラインで可能です。早めの予約をおすすめします。本記事はアポ無し訪問ができた時の情報に基づいています。

NY近くのハドソン川近辺にお住まいの方が多いと思いますので、それを前提としておすすめのMVCをご紹介していきます。おすすめのMVCは3ヶ所あります。

場所も重要ですが、さらに重要なのは訪問する時間帯です。平日午前が狙い目です。混雑していると待ち時間が長くなるだけではなく、トラブル発生時のMVC側の対応も雑になります。混んでいない時に行くことが重要です。

遅い時間に行き過ぎると問題なのは嘘か真か移民情報の認証に必要なSAVEシステムが遅い時間(4時半以降とか)になるとダウンしていることがあります。North BergenのMVCで実際に経験しました。ただ、遅い時間の免許申請を受け付けたくないから担当者が嘘を言っているのではと疑いたくなりますが、真実がどうであれ申請を受け付けてはもらえません。たまにSAVEシステムがダウンして外国人は申請自体受け付けられないことがあるということを頭の片隅においておくと良いと思います。

また、旦那さんが仕事でニュージャージー州へ出向してきていて、奥さんが運転免許証の申請をする場合には、旦那さんの立会、旦那さんのパスポート(ビザも)、旦那さんのI-94が必要となりますので、ご注意ください。

遠いが対応の良いOaklandのMVC

オークランドのMVC(Copper Tree Mall 350 Ramapo Valley Road,
Suite 24 Oakland, NJ 07436)は、Edgewaterなどからは車で1時間程度かかる比較的遠方のMVCではありますが、MVCスタッフの対応がよいことで有名だそうです。MVCは基本どこも感じ悪いです。嫌な思いをしたくなかったり、トラブルに直面したりした場合には選択肢になるかと思います。

ただ、私は行ったことはないです。

施設がきれいなLodiのMVC

LodiのMVCの土曜朝8時頃の様子。長い列が建物の後ろまで。。。
LodiのMVCの土曜朝8時頃の様子。長い列が建物の後ろまで。。。

ネット界隈ではLodiのMVCがおすすめらしいです。住所は「8 Mill Street, Lodi, NJ 07644」です。LodiにはいくつかMVCがありますので、ご注意ください。ここは日本人対応に慣れているらしいです。確かに、私が数回訪問した際にも確実に数名の日本人らしき申請者の方がいらっしゃいました。

MVCスタッフの対応は別に特段良いわけではないです。若い女の子は優しく親切です(私は当たりませんでしたが、ネット情報だとバーコードのおじさんも優しいらしいです)が、他の大多数のおばちゃんはめちゃ雑です。

車で行かれると思いますが、駐車場は道路から進んできて左手にあります。まっすぐ進むと実技試験の道路に入ってしまうのでご注意ください。駐車場の看板がないので分かりづらいです。。。私は間違えて突っ込みました。

土曜の朝なんかに行くと、MVCの建物の裏側にまで列が伸びています。ここは大規模なMVCのためそれでも思ったよりは早く列は解消されていきますが、それでも平日の午前や午後がおすすめです。平日の午前10時頃に行っても、割とサクサク進みます。それでも試験受けて発行が完了するまで3時間はかかりました。

施設が比較的新しい分だけ多少の安心感があります。駐車場の台数は十分あります。

自宅から近いNorth BergenのMVC

ノースバーゲンのMVCの平日朝の列。そこそこかかります。
ノースバーゲンのMVCの平日朝の列。そこそこかかります。

スタッフの感じは悪いですが、場所だけはよいです。日本人が多く住んでいるEdgewaterからは最寄りなのではないでしょうか。とりあえず行くには良いと思います。遠方のMVCに行って6 pointの忘れ物をしたりすると面倒なので、受験できないことを覚悟の上、とりあえず必要書類の確認のためだけのつもりで行ってみると良いかもしれません。が、それなりに並びますし、態度が悪く嫌な思いをすることは可能性大なので、おすすめしません。おすすめのMVCとして紹介しておいてなんですが。。。

ここのIDチェックのおばちゃんから電子署名の賃貸契約書はProof of Adressとしては受け付けないとむちゃくちゃなことを私は言われました。担当者によるみたいです。Lodiには複数回行きましたが、一度もそんなことは言われませんでした。

North Bergenも駐車場は広いので、駐車に困ることはないと思われます。ここは、朝も夕方もまんべんなく混雑しているイメージです。

ニュージャージー州の運転免許の申請書類

申請書類は、MVCに行ったら入手できます。どうせ列で長いこと待たされますので、列で待ちながら書けば良いと思います。ボールペンと紙に文字を書くためのボードかなにかあれば便利です。

ボールペンを忘れたら、MVCのスタッフか、列に並んでいる他の人に貸してもらうようにお願いするとよいです。

申請書類は2種類あります。

  • Application for driver license
  • Application for driver examination permit
ニュージャージー州運転免許申請フォーム
ニュージャージー州運転免許申請フォーム

いずれも記載内容はほぼ同じです。身長と体重をフィート・インチ、ポンドで記載する必要がありますので、事前に調べておくとよいです。裏面も記載しましょう。IDチェック時に書類チェックもありますので、不足事項等あれば修正の指示がその場でありますので、そこまで心配しなくて良いです。臓器ドナーの意思表明や選挙登録関連の質問があります。

申請用紙の色はMVCによって違ったりしますので、色ではなくタイトルで識別するようにしてください。

申請、受験そして免許発行までの流れ(LodiのMVC)

どこのMVCでも大まかな流れは同じだと思われますが、私はLodiで受験したので、LodiのMVCでの申請〜受験〜免許発行までの流れをご紹介していきます。

Receptionまたは入り口の列に並ぶ

まず、MVCに行ったらReceptionで免許取得に来た旨を伝えます。すると申請書類(試験受ける用のPermitのapplicationと免許証申請用のapplication)を渡され、IDチェックの列に並ぶように指示されます。土曜の朝のように混んでいる時間帯には、建物の外まで列が並んでいます。私が行った日はReceptionにいるオフィサーが順番に一人ひとりに要件聞いて回ってくれて、列を整理してくれました。その時にオフィサーへ新規で免許申請に来た旨を伝えればRceptionに行かなくても、申請用紙を貰えるはずです。忘れずに2種類もらいましょう。特に机とかは列や外にはないので、厚手の紙とか下敷きとか立った状態でもかけるような工夫があるとよいです。ボールペンも忘れずに持っていきましょう。

IDチェック

IDチェックでは6ポイントを含めた確認が行われます。ここさえ突破できれば、後は簡単です。Lodiの場合、入って正面がReceptionです。左手に並んでいるのがIDチェックの列です。

多くの方がトラブルに見舞われるのが、このID確認です。当然ながら必要書類が不足しているとだめですし、I-94忘れたり、SSC現物を忘れたり、配偶者の同行がなかったりのミスが頻発します。

さらに深刻な問題になりうるのは、SAVEというシステムでの移民情報の認証作業のトラブルです。

これは別記事で記載しようと思いますが、SAVEで引っかかると、数日から数ヶ月は受験すらできなくなります。これは受験者側の力が及ばないところなので避けようがありませんが、免許申請時にSAVEがどうとか言われたら下記の記事を参照ください。トラブルの原因は各個人で異なり、システムへの情報の反映に数日必要な場合であったり、I-94の情報に誤記載があったり、生年月日等のシステム上の入力漏れがあったり、出入国情報が抜けていたり、原因不明であったりいろいろです。

私の場合は原因不明で1ヵ月以上運転免許の申請すら受けつけてもらえませんでした。SAVE関連のトラブルについては下記の記事を参照ください。

IDチェックさえパスすれば、写真撮ったり視力検査したりして、知識試験(Knowlede test)に合格さえすれば、即日で運転免許を入手できます。

6ポイントを出す時には、忘れずに日本の運転免許証、国際免許証(もしあれば)と日本の運転免許証の翻訳証明も合わせて提出しましょう。実技試験を回避するために重要です。

窓口の担当者ではどうにもならなくなった場合の魔法の言葉は”supervisor / Director”です。書類や手続きでトラブった時には、SuperviosrやDirectorに相談しとろとか、話をさせろと窓口の担当者に言うと話が進む場合がかなりあります。

私自身もSave関連のトラブルでどうしようもなくなった時に「SupervisorかDirectorに相談してくれ」的なこと言ったら解決した経験があります。

椅子で待機

IDチェックをパスしたら提出した必要書類をまとめてオレンジの封筒に入れて番号札とともに渡されます。番号札に書かれた番号を呼ばれるまで正面から入って右側の椅子がたくさんあるところで待つように指示されます。Receptionにいるオフィサーが大声で番号を時たま数人分まとめて番号順に呼びますので、聞き逃さないようにしましょう。呼ばれたら、番号順にReceptionのオフィサーに番号札を確認してもらって、左奥の列(記憶が定かではないですがRed lineだった気がします)に並ぶように指示されます。

6ポイントの再確認、写真撮影、受験費用の支払い

再度、6ポイントの確認があります。その後に写真撮影があります。なぜかこの時の写真とは別で、試験が終わった後にまた写真を撮られました。最初の撮影はなんだったのかという気持ちになります。写真撮った後に$10受験料の支払いを求められます。クレジットカードでの支払いも可能でした。

このとき、受験の許可証的な紙をもらいますが、この紙の内容に誤記がないか必ず確認してください。我が家では生年月日の誤記があったので、次の知識試験の会場のおばちゃんに申し出て手書きで要修正的なことを紙に書いてもらいました。

視力検査・知識試験の受験会場へ移動する

一旦建物の外に出て、視力検査・知識試験の受験会場へ移動するように指示されます。場所がややわかりにくいです。建物を出て、建物を背に右手に回り込むと勝手口みたいな入口があります。他の受験者の方も中に並んでいらっしゃると思います。

パスポートとI-94の再確認が行われ、その後視力検査があります。コンタクトレンズの人は申し出ます。

Knowledgeテストはパソコンで受けます。中に入ると再度ID確認を受けます。パソコンが20〜30台並んでいます。指示された席で受験しましょう。携帯の電源はOFFにしなければなりません。

受付の担当者に日本語で受けるかどうか聞かれると思いますので、日本語で受ける旨を伝えましょう。

カンニングしている人がチラホラいましたが、カンニングしてはいけません。。。

筆記試験の受け方

席についたら、タッチパネル式のパソコンで表示される指示に従い受験します。直感的に操作できるようになっていますので、そう難しくはありません。ただ、問題が難しいです。難易度的には、下記のテストと同じくらい難しいです。私の手応え的には30/50問は簡単もしくは多少の勉強で乗り切れると思います。しかし、残り20問はかなり難しいです。

わからない問題は容赦なくスキップしましょう。50問目まで進んだら、スキップした問題にもう一度戻りますので、再度回答しましょう。二週目でもスキップできます。

全問回答が終わったら、席を離れずに挙手をして受付のおばちゃんに伝えます。そうすると、呼ばれますので免許発行の条件やら有効期限やらが書かれた紙をもらえます。念のために記載されている名前や生年月日とかが間違ってないか確認したほうがよいです。誤記があれば、その場で修正するようにお願いします。

免許を発行してもらう

知識試験を受け終わったら、再度最初の建物に戻って免許を発行してもらいます。知識試験を受け終わったら元の建物に戻るように指示されます。はじめの正面の建物のGreen lineに並んだら、再びIDチェックと写真撮影があります。写真写りが気になる場合には、もう一度撮ってもらうこともできるみたいです。ここでは、運転免許の発行手数料$14.25を支払います。クレカでの支払いも可能です。

もし、先ほど知識試験後に受け取った内容に誤記があったら、誤記があった旨を申し出てください。

手続きが終われば、その場で印刷機のようなものから運転免許が発行され、受け取って終わりです。記載事項に誤りがないか確認しましょう。有効期限は特にパスポートなどの有効期限が2年を切っているようなことがなければ、入国から2年間有効な運転免許証が発行されているはずです。

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2ページ目からは

  • ニュージャージー州の免許取得に必要なテスト
  • ニュージャージー州の運転ルール

についてご紹介していきます。

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