ニューヨーク州ではワクチンを打った人はマスク不要に

mask

Canteenです。

ニューヨーク州ではコロナのワクチンを打った人はCDCの指針に基づき、マスク不要となりました。ワクチンを打ってない人、公共交通機関、学校等の特定の場所では依然としてマスク着用が必要です。

記事によるとニューヨークでは5月17日時点で61.8%の人が少なくとも1回目のワクチン摂取を終えています。かなり進んでますね。

お隣ニュージャージー州では、完全にワクチン摂取済み(ファイザーやモデルナ製であれば2回目まで打っている)であれば屋外でのマスクは不要ですが、引き続き屋内ではワクチン摂取の有無に限らず、マスクが要求されています。ニュージャージーでは56.3%が少なくとも1回目のワクチンを受けています。

カリフォルニア州ではまだマスクの着用義務は緩和されていません。

アメリカ全体では48.1%の人が少なくとも1回目のワクチンまで打っています。かなりいいペースですね。秋までにはどこまで摂取を徹底できるかによりますが、集団免疫を達成できるかもしれません。

マスクの制限緩和は日本人の感覚からするとやや性急な感じがしますが、ワクチン摂取のインセンティブをつけるためなのかもしれないですね。

私もファイザーのワクチンを2回とも受けました。1回目は腕の痛みのみ、2回目は腕の痛みと倦怠感が数日ありましたが、特に問題なかったです。コロナのワクチンに限らず医薬品には常にリスクがありますが、ベネフィットとリスクを考えると、このパンデミックの状況ではベネフィットが大きく勝るように思います。

日本から渡米してワクチンを打っている人が日本のニュースでも報道されていましたが、中南米の国からもアメリカへのワクチンツアーが大人気だそうです。世界ではワクチンを打ちたくても打てない人が多い中、アメリカにいるだけで無料で打てるのは本当にありがたいことです。

記事の英語表現

  • “drop requirement"「要求をやめる」
  • “public space(s)"「公共の場」(可算名詞なんですね。)
  • “conform"「(規則・習慣・様式などに)従う、守る」

New York state this week will drop face mask requirements in most public spaces for people vaccinated against COVID-19, conforming with the latest U.S. Centers for Disease Control and Prevention guidance, Governor Andrew Cuomo said on Monday.

https://www.reuters.com/world/us/new-york-ends-covid-19-mask-requirements-vaccinated-people-2021-05-17/