フィラデルフィア イースタン州立刑務所の見どころ・アクセスは?
Canteenです。
フィラデルフィアのイースタン州立刑務所(Eastern State Penitentiary)に行ってきました。ここは、1829年に開かれた刑務所で1970年まで使用されていた刑務所で、190年ほど前からある刑務所です。現在は廃墟となり、観光スポットとして再開発されています。
フィラデルフィア観光地の中でも非常に魅力のある観光地となっています。
中は廃墟となっていてそれを見て回るだけでも楽しいですし、監房を利用したアートの展示や、実際に起こった映画のような穴を掘った脱走事件、シカゴのギャング・アルカポネの収監と独房の様子、囚人自身に刑務所の統率をとらせ更生をさせようとした結果、刑務所が囚人支配になってしまった事件など、その歴史を知るだけでも興味深いです。
それでは、イースタン州立刑務所の見どころやアクセス、入場料金などをご紹介していきます。
イースタン州立刑務所とは?
イースタン刑務所は日本の網走刑務所のような放射状の牢獄からなっています。イースタン刑務所の特徴は、独居房のシステムにあります。囚人の心を悔い改めさせるためには孤独を強いるのが良いというペンシルベニアシステムを採用していました。ただ、だんだんと集団生活を推奨するライバルのニューヨークシステムが主流となっていきました。
設立された1829年の当初には孤独の監禁によって囚人の行動を変えるという物議をかもしたそうです。ただ、全米で最もコピーされた刑務所の1つであったそうです。
イースタン州立刑務所の見どころ
駐車して刑務所に向かいます。駐車料金は後ほどご紹介しますが、2時間で8ドルでした。強気の価格設定です。
イースタン刑務所のチケット売り場は外にあります。とても親切な感じです。
チケット代金は大人が16ドル、7歳以上13歳未満の子供は12ドルです(2020年2月時点)。CityPASSで購入するとフィラデルフィアの他の観光地もセットのチケットになったお得なパスを購入することができますので、おすすめです。
イースタン刑務所の入り口です。高い壁が印象的です。
入り口をくぐると大きな監視塔が現れます。この入り口から出たくて多くの人が収容されていたんですね。
入場券にはオーディオツアーが含まれています。英語ですが、一生懸命聞いてみるといろいろわかって面白いです。上記のようなAudio Tourのスタートポイントがたくさんあります。
刑務所だけに非常に高い壁であることがお分かりいただけると思います。
イースタン刑務所は放射状の形になっていまして、中央にたくさんの通路があります。
こんな感じで朽ち果てた牢屋をみることができます。牢屋によっては、現代アートの展示があったり、当時の様子が復元されていたりといろいろありますが、この廃墟感がこの刑務所全体を占めています。
このように進入禁止のエリアもあります。ウォーキングデッドに出てきそうな感じのリアル廃墟です。こういうのをみるだけでも楽しいです。
帰りにはギフトショップによるのがおすすめです。廃墟を利用したショップの作りになっていて面白いです。
こんな感じで牢屋の中で買い物しているみたいに見えます。
ギフトショップで売られているものも刑務所ならではの、鍵、囚人服、簡易なコップなどが売られていて見て回るだけでも楽しいです。
イースタン刑務所のアクセス
イースタン刑務所の場所
駐車場
刑務所の周囲は縦列駐車ができるようになっています。すぐ隣には広い駐車場もあります。
2時間で8ドルです。しっかり見学するには2〜3時間は確保したいところです。長く駐車するなら2時間以上であれば、料金を考えると縦列駐車した方が良いかもしれません。
まとめ
以上、イースタン刑務所のご紹介でした。割と最近まで使われていた刑務所ですが非常に古びていて廃墟感がすごくてとっても楽しいところでした。フィラデルフィア観光で行くにはとってもオススメです。
場所はフィラデルフィアの有名な水族館のすぐ近くです。我が家では、水族館に行った後にイースタン刑務所に向かいました。ハドソン川からの日帰りドライブで水族館と刑務所の2カ所を回ることができました。駐車場も広く止めやすいです。イースタン刑務所の開館時間が5時までであることにご注意ください。
フィラデルフィア観光の際にはCityPASSと言うとってもお得なチケットがありますのでそちらの利用がオススメです。
皆様のフィラデルフィア観光の一助になれば幸いです。
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